膝関節の骨折,脱臼,半月板損傷 各靭帯損傷等(前十字靭帯(ACL),後十字靭帯(PCL),内側靭帯(MCL),外側側副靭帯(LCL))
骨折・脱臼・半月板損傷等 レントゲン,MRI検査など 各靭帯損傷等 徒手検査,レントゲン(特に,ストレスレントゲン),MRI検査など
膝に関する後遺障害は,機能障害(1級〜12級)が代表的なものです。それらは,主に可動域の制限によるものと,動揺関節に分類されます。 自賠責保険では,下表のとおり,等級及び労働能力喪失率が規定されています。
※ 関節の可動域については,他動運動(自分で動かすのではなく,検査者が手を添えて痛みがなく動く範囲を測定するもの)により測定するのが原則です。その際,痛みがあるにも拘わらず無理矢理動かされることなどがないよう注意します。
□ 膝関節のぐらつきによる不都合や治療の経過を考慮して損害額を増額した事例 【被害者】40代女性/主婦・パート 【症状】前十字靭帯損傷,骨盤骨折等 【等級】後遺障害併合11級(下肢の関節機能障害12級7号,骨盤変形12級5号)
当初提案:約700万円 → 獲得金額:約1300万円
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・ 労災補償 障害認定必携(財団法人労災サポートセンター,第15版)